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はじめに


 同窓会のお知らせハガキがきたとき

郵便ポストに
「同窓会のお知らせ」ハガキが届いたら。
まずどんなことを思うでしょうか。

「わぁ!なつかしいー、卒業から何年経ったんだろう」
「久しぶりにみんなに会えるんだーーー」

なつかしさと嬉しさ。

そしてその後にやってくるのは、億劫さではないでしょうか。
行くのが面倒とかそれだけじゃなくて。

わたしの場合は
「えー、こんなに太ってしまったから友だちに会いたくない」
「ブサイクになったとバレたくない」
という恐れが先に立ち、
旧友に会えること以上に行きたくないほうが大きいのです。

せっかく昔の仲間に会えるチャンスなのに…、
それを素直に喜べないなんて悲しいですよね。
「久しぶりに昔の友だちに会える」ことを手放しで喜べないなんて、
まるで今の自分がダメみたいじゃないですか?

ううん、ダメみたいじゃなくて、わたしはダメだと思ってるんだ。
だから恥ずかしくて会えないんだ。
そんなの、今までの自分の人生を否定してるみたい。
自分がかわいそうだよ。

そりゃあ学生の頃にくらべれば老けてるのは当然。
だけどその分いろんな経験をしてかしこくなって、
昔は気付かなかったこと、ちゃんと知ってる。
前よりずっと優しくなれたし、人を思いやる心だって育ててきた、
……はず。
ただ、見た目がねぇ〜〜〜。

努力して昔よりキレイになったコは、
何のためらいもなく参加できるんだろうな。
お金持ちになったコも、
ふつうに参加できるんだろうな。

同窓会へ堂々と参加できるのって、
今、成功してる幸せな人っていう気がする。

わたしは…、
ふつう。
幸せな結婚はしてると思う。
まあ普通に生活してる。
特に自慢できることもないけど、
かといって怪しげな生活もしていない。
うーん…、ふつう。
見た目さえクリアできれば、
楽しみに行けるのに!

「同窓会のお知らせ」を聞いたときに
「ホントー?たのしみ!もちろん行くよぅ〜」
と即答できる自分でいたいと思います。

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